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記事: 最近の買取事情。

最近の買取事情。

最近の買取事情。

ここ最近の買取事情について書き記しておこうと思います。

 

現在、国内においても数多く買取販売店がある事も有り

「買取」に関する温度感は年々上がってきていると思います。

 

CtoCアプリの盛り上がりは皆さまご周知の通りであって

好きな時間に、好きなお品物を閲覧する事が容易になってきていると感じます。

 

素晴らしいシステムなだけ有り、利用者も多いプラットフォームだと確信しております。

自分自身も見たり触ったりしながら

時に懐かしさに触れ、時に新しいカルチャーにも触れられる事から

非常に好きな媒体です。

 

さて、「買取」のお話に戻ります。

 

私がこの業界に足を踏み入れた20年前は

特定のブランド以外のアパレルに関しては、買取も容易でした。

真贋(偽物本物の見極め)も現在より分かりやすく

価値を定めるのはお店自身であった為、自店の販売履歴やオークション情報をメインにバイイングしていました。

 

現在は個人で売買可能な事も有り

時に「買取」と「個人売買」が対峙する瞬間があります。

 

もちろん「買取」というのは仕入れなので

売れるであろう値段以上にお支払いしてしまうと商売としては成り立ちません。

 

あくまでも利益を出しつつ、きちんとその物の価値に見合った金額をお支払いする。

このバランスが年々難しくなっていると感じています。

 

①利益にこだわり、安い査定金額を提示する

⇒せっかくの買取顧客様を失う事になります。

 

②高い査定額を提示し、お店側も高く価格を設定する

⇒買取が成立したとしても、販売が困難になります。

 

③高い査定額を提示し、価格も適正に近い価格付けを狙う

⇒現状の1tenはこのラインを目指し運営している次第です。

 

商売ですから利益は残さなければなりません。

ですが、前述したとおり

現在は自身で価値を定め売買を行う事が容易になってきている為

「安いお支払い」というものは困難であると考えています。

 

買取の顧客様に喜んでいただきながら

ご購入頂くお客様にも喜んでいただく。

 

その加減が難しい業界になっていると感じます。

 

1tenは買取顧客様、お買い上げの顧客様

両面で見た時に満足度の高いお店にならなくてはなりません。

 

利益が少なくても、たくさんのお客様に愛していただける空間になれば

我々の冥利につきます。

 

もちろん、時には厳しいお言葉を頂く事もあります。

購入した時の金額とは全く異なる額面でお客様にお伝えしなくてはならないときもあるからです。

 

そこで大切な事が

「丁寧な対応」だと確信し運営しています。

 

やはり違うじゃないですか。

金額も安くてぶっきらぼうな対応ってやはり違うと思うんです。

 

自分たちの精一杯をお客様にぶつけるのであれば、きちんと対応面から温かくするべきです。

 

まだまだ学びの途中ですし

お店も成長期の過程ですが、我々のお店は温かいお店でありたいと強く想っています。

 

いつか1tenに来て下さるお客様。

 

是非服の話で盛り上がりましょう。

 

日々学びながら、お客様のご来店をお待ちしております。

 

1ten 店主 釘田

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