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記事: 90年代から2000年初期にかけて①

90年代から2000年初期にかけて①
ブランド古着

90年代から2000年初期にかけて①

私(店主)が中高生の頃は、まさにストリートブランドの全盛であったと認識しています。

エイプ、アンダーカバー、ナンバーナイン、シュプリームやネイバーフッド、GDCにBAL(もしくはバランスウェアデザイン)、ジェネラルリサーチ、グッドイナフやバウンティーハンターなどなど・・・書ききれません!

今なお日本のファッション業界をけん引するブランドから、今は形を変えているブランド、惜しくも今は無きブランドまで

様々なカルチャーのモト、ブランド達が羅列していた時代だったと記憶しています。

 

私は高校時代からナンバーナインに出会い、鹿児島のセレクトショップに並んだり、買い逃したアイテムをヤフーオークションにて落札を試みたり・・という日々を送りながら、海外の音楽・映画、国内の漫画・音楽・映画を視る機会が最も多かった時期でした。

 

今思えば、「サブカルチャー的な物に触れているオレ」という感じだったのでしょうか。

カッコつけの類だったのかもしれませんが、今なお自分という個を形成している一端であったと思います。

 

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あくまでも好みの世界になってきますが

中でも好きだった松本大洋先生。

名作は数あれど当時の自分に刺さっていたのが「ピンポン」。

 

窪塚氏を始めとした名優たちが漫画原作を忠実に再現しつつも、映画の良さを演出していた作品だと思っています。

 

当時10数回は視聴していました。

 

ええ。もちろんセリフは暗記していましたよ。

 

「この星の一等賞になるの卓球で俺は・・・そんだけっ!!!!」

と、高校の校舎の窓から叫んだりもしていました。

ペコの着用していた星マークのロンTが欲しくて、100円均一で買った白いTシャツにペンキで星を描いたりしていましたし、一度ドラゴンと同じヘアスタイルにしようか悩んだくらいです。(なぜかペコのヘアスタイルでは無くドラゴンでした笑)

 

大学に進学してからも、DVDを購入し自宅で何度も視聴していました。

(今でも私の「大事な物BOX」に入れてあります)

 

本作のような青春と葛藤を描いた作品が好きでしたし今でも。

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この時期は前述した通り、シーズンの立ち上げは店舗に並び

SALEの時期も店舗に並び、

毎月毎月雑誌を見てはワクワクしていました。

 

今はネットが主流で、違う角度で楽しみがありますが、

自分たちのお店が追及したいものの一つに「ワクワク」というワードがあるんだなぁと

本記事を書きながらシミジミと感じました。

 

また自分の好きだったモノやコト、自分の源流的なモノは掘り下げてみようと思います。

 

1ten クギタ

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